英検&TOEICが2016年度から変わります

今年の1月と2月に行った『親子で英語を話しちゃおう♫』セミナーでもお伝えしておりましたが、今年度から英語検定とTOEICの試験内容が変わります。 特に英語検定は2016年度第一回から大きく変わります

今までの「聞く」「読む」中心のテストから 今後「話す」「(自分の意見を)書く」という4技能が求められます。(現在、文部科学省が『2020年大学入試改革』にも4技能の英語の資格試験を代用する議論がなされているようです)http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/106/shiryo/attach/1356121.htm

「話す」というスピーキング力がさらに求められるようになりますね!

~英語検定~(主なものを抜粋してます)

・5級から1級すべての級で「英検CSEスコア」の導入・・国際標準規格CEFRにも対応し、英語の4技能(聞く・話す・読む・書く)のスコアとトータルスコアが表示されます。(今後、全国の大学で入学者選抜にCSEが導入されることが予想されています)

・4級5級のスピーキングテスト導入・・・今までは3級以上が面接によるスピーキングテストがありましたが、4級5級も1次試験の合否にかかわらず、受験者全員にPCやタブレットから1年以内に自宅からでも受験できます

・2級のライティングの導入・・・試験時間も75分→85分へ。語句整序問題がなくなり、ライティング問題が出ます(準2級や3級でもライティングの導入準備を進めているようです)

・2級・準2級のリーディング問題の変更・・空所補充問題が複数の語句からなる選択肢から選ぶ形式となり問題数が削減されます。

・準1のライティングの変更・・・これまでのE-メール形式からエッセイ形式。さらにこれまでよりも多い語彙数が求められます(120語~150語程度)

・1級のライティング変更・・・社会性の高い話題について、自分で考えをまとめ、理由とともに意見をまとめるエッセイ形式

~TOEIC~ (主なものを抜粋してます)

・会話問題(Part3)の設問数が増えます

・会話問題の中に、発言が短くやり取りの多いものが加わります

・3名で会話する設問があります

・会話やトークの中で聞いたことと、問題用紙に印刷された図などで見た情報を関連付けて回答する設問が加わります

・会話やトークの中で話し手が暗示している意図を問う設問が加わります

これからの試験などでスピーキング力が求められていきますが、テスト・試験の為ではなく、世界中の人と「話せる」楽しさのツールとしての英語になってほしいと願っています!!

 

 

 

 

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
目次